永遠の別れを告げる二人へ10のお題
全部短文で完了してます。
死にネタonly、CP入り乱れ、ご注意ください。
タイトルクリックで開きます。もう一度クリックで閉じます。
※ツイハーク単品で書いてあるところは、故彼女関係です
1: 君の白い頬が赤に染まった (ケビキル)
抱き起こした時はもうすでに冷たくて
いつも通りの青白い顔で 微笑んでいた
最後の言葉は何だったのだろう
砂煙と剣戟の音で届かなかったのだ
白い服は泥に塗れ
魔導書は千切れて折れて
ああ お前は最後まで戦ったんだな
偉いぞ、流石俺の愛した男だ
でもそれじゃあ駄目ではないか
死んだりしたら駄目ではないか
お前はいつも俺の隣で
いつも俺の心配をして
いつもハラハラハラハラしながら杖を持って
心配そうに微笑んでいればよかったのに
そんな 魔導書なんか持って戦ったら駄目ではないか
そんな 俺の目の届かない所へ行かないでくれ
俺は不器用だから
国(ひとつのもの)しか守れないんだ
俺は不器用だから
仇は取ってやるなんて洒落た言葉は持ち合わせていなくて
こんな風に泣くことしかできなくて
無様な俺を どこかから癒してくれ
xxxxx
あなたの肩にほらキルロイ(何
2: ごめんと何度言えば君は許してくれる? (ツイハーク)
ごめんよ
俺はまた 何も守れなかった
ただ強い思いを持つだけじゃ
ただ強い力には敵わなかった
小さな俺は剣を振ることしか出来ず
君の仲間もそうでないものも
たくさん傷つけてたくさん殺して
それだけ
世界は俺が思うよりずっと汚くて
吐いても吐いても楽になんかならなかったよ
君と良く似た人が怒って、悲しんで、泣いて
俺に良く似た人が傷つけてあざ笑って
君はそんな世界が嫌いだから
俺は 変えたかったのに
怒りはないよ
ただ悲しいんだ
でも俺は笑って逝くよ
何も出来ずに逝くのは癪だが
もう一度君に会えるなら
それはそれで幸せだから
今そこへゆくよ
xxxxx
ツイハークの死に台詞は、蒼炎暁揃って
「今そこへ行く」でしたね!
3: つめたいえがお (ムワツイ)
君は満足だったのかい?
君の大事な人を守って死んで
それで君は満足かい?
つめたい笑顔はもう何も
答えてくれやしない
俺は満足じゃなかったよ
もっと君と話したかった
君の一番になれないことは知っているよ
それでももっと 傍にいたかった
君の一番のことは知っているよ
だけどもっと 傍に近づきたかった
結局無駄だったんだね
俺は
君は君の一番を守って
俺の一番を持っていってしまった
つめたい笑顔でもう
何も語ってくれやしない
xxxxx
1に坊ちゃん2に坊ちゃん、3・4がなくて、5に坊ちゃん!
4: その手を僕は掴めなかった (ゼルベ)
行かせてくれとあなたは笑った
黒い兜をかぶって
あなたの表情(かお)は見えなくなった
ゆかせてくれと あなたは言った
あなたはとても鋭い人で
敵の戦略は読めるだろうが
きっと私の想いには気付かなかったに違いない
だって もし気付いていたなら
そんな笑顔は向けないでくれたでしょう?
透明な青い壁の向こうにあなたはいて
手を伸ばせば届きそうなのに触れられなくて
あなたとあいつの剣がぶつかり合って
血が舞って 血が舞って
ああ どうせなら
その最後まで見届けてからゆきたかった
先に 向こうで待ってますから
どうぞ、ゆっくりおいでください。
xxxxx
すぐに後を追わせてやるぜってアイクが言ってました(嘘
5: 剣 (アイクとツイハーク)
すまない と君が言った
ああしょうがないね と俺は笑った
ああ しょうがないね
ここは戦場
敵も味方も紙一重
ここは戦場
生も死も紙一重
だから しょうがないよな
君に殺されるなら
それはそれで本望だと
だから俺は
最後に君の心が折れないように
正々堂々戦おうと思う
戦いを仕掛けたのは
俺だ
さあ 真剣勝負を始めよう
xxxxx
3部6章辺り。死なないけど。・・・にしても、何で彼と彼。
6: 君のためなら僕は何だってできるよ (ペレ→ミカ)
僕が死んで君が助かるなら
それでもいいと思ったんだ
それでもいいと思ったんだ 本当だよ
大丈夫 これは初めて僕が決めたこと
王になった僕が初めて決めたこと
僕は王だから責任を取らなきゃ
僕は王だから 国のために何かしなきゃ
それが王というもので
王は僕というもので
だから泣かないで 素敵な人
僕の中でずっとキラキラしていた
君を救えるのなら
それでもいいと思ったんだ
本当だよ
君が好きだよ
xxxxx
しかし彼の死は無駄でした。
7: せめて最後は僕の手で (ペレ→ミカ)
それを救うためには彼が犠牲にならなきゃいけなくて
彼を救うためにはそれを犠牲にしなければいけなくて
両方を天秤にかけて軽い方を捨てなければならなくて
・・・私は神でもないのに
何故そんな選択をせまられなきゃならないの?
私には彼を愛する資格なんてなかったのに
それでも彼は私を愛してくれた
世界で一番優しい人
もし私がこんな体ではなくて
もしあなたがそんな立場じゃなければ
私たちは幸せになれたかしら
そんな仮定の話すら過去の話
さようなら 世界で一番優しかった人
出来れば今度は
もっと平和な世界で出会えますよう
今日 私は
私を愛してくれた人を殺しました
xxxxx
何で殺したんだろう・・・?魔法?ナイフとか?杖で撲殺?
8: 過去形 (ムワツイ)
ああそうか
これは愛と言う感情か
これが愛と言う感情か
私にとって愛は
ただ一人に注がれ
ただ一人に注げればいいものだった
私にとって愛とは
ただ一人のためにあり
ただ一人のための言葉だった
それが他の誰か
例えばお前のためにも 適用できるなんて
そんなこと 考えたこともなかったよ
お前がいなくなったことで空いた
この心の隙間に入っていたものは
暖かくて
ただ一人のことを考えるのとは違う感情で
それも愛と呼べるなんて
そんなこと 考えたこともなかったよ
お前がいなくなったことで気付いた
この感情を言葉で表せば 全て
過去形になってしまうのか
そんなこと 考えたこともなかったよ
そんなこと 考えたくもなかったよ
xxxxx
さようなら 牙もしっぽもない獣牙の兄弟
9: 涙すら流れない悲しみ (ケビキル)
嘘だ、と彼は心の中で叫んだ。
目の前で炎のように赤い髪をした男が
それよりも赤い血をが流して、馬から落ちる。
彼の世界から音が消え、光が消えた。
嘘だ、とキルロイは叫んだ。
いつものように起き上がるのでしょう?
そして微笑むのでしょう?
「悪い、鍛錬のしすぎで怪我をした」って。
そう言って、ちょっとばつが悪そうな
いつもの笑顔を見せてくれるのでしょう?
そうしたら僕は言うのだ、いつものように。
あんまり無理はしないでくださいねって。
そうしたらあなたはまた笑ってくれるでしょう?
そうしたら僕は杖を掲げて魔法の文句を唱えて
そうしたら何もかもが元通りで
僕もあなたも幸せに微笑んで
そんなことはないと分かっていながら
それでも彼はその場から一歩も動けなかった。
ただ心の中にあった一番暖かかった何かが、
音を立てて壊れるのを感じた
悲鳴のような声が聞こえて
それは 自分が叫んでいるのだと
気付くことはなかった
xxxxx
斧が頭に刺さっても死なないケビンがどうやったら死ぬの?
10:昨日愛していると言った声が今日はさようならを告げる (ツイハーク)
最後に君の血塗れの唇が動いて
さようなら、ありがとう と俺に言った
右が君の望みならば
俺は 今すぐニンゲンを殺すが
左が君の望みだから
遠くへ行った君のためではなく
今生きる誰かのために戦おう
俺は全ての怒りを捨てるよ
君の言ったありがとうの意味がまだ分からないから
俺はまだもうちょっとこっちにいるよ
それを見つけたらそっちへ行くよ
そうしたらまた同じ声で
愛していると言ってくれないか?
そうしたらまた あの日に戻れるかな
xxxxx
あの草を持っていくよ。喜んでくれるかな。
抱き起こした時はもうすでに冷たくて
いつも通りの青白い顔で 微笑んでいた
最後の言葉は何だったのだろう
砂煙と剣戟の音で届かなかったのだ
白い服は泥に塗れ
魔導書は千切れて折れて
ああ お前は最後まで戦ったんだな
偉いぞ、流石俺の愛した男だ
でもそれじゃあ駄目ではないか
死んだりしたら駄目ではないか
お前はいつも俺の隣で
いつも俺の心配をして
いつもハラハラハラハラしながら杖を持って
心配そうに微笑んでいればよかったのに
そんな 魔導書なんか持って戦ったら駄目ではないか
そんな 俺の目の届かない所へ行かないでくれ
俺は不器用だから
国(ひとつのもの)しか守れないんだ
俺は不器用だから
仇は取ってやるなんて洒落た言葉は持ち合わせていなくて
こんな風に泣くことしかできなくて
無様な俺を どこかから癒してくれ
xxxxx
あなたの肩にほらキルロイ(何
2: ごめんと何度言えば君は許してくれる? (ツイハーク)
ごめんよ
俺はまた 何も守れなかった
ただ強い思いを持つだけじゃ
ただ強い力には敵わなかった
小さな俺は剣を振ることしか出来ず
君の仲間もそうでないものも
たくさん傷つけてたくさん殺して
それだけ
世界は俺が思うよりずっと汚くて
吐いても吐いても楽になんかならなかったよ
君と良く似た人が怒って、悲しんで、泣いて
俺に良く似た人が傷つけてあざ笑って
君はそんな世界が嫌いだから
俺は 変えたかったのに
怒りはないよ
ただ悲しいんだ
でも俺は笑って逝くよ
何も出来ずに逝くのは癪だが
もう一度君に会えるなら
それはそれで幸せだから
今そこへゆくよ
xxxxx
ツイハークの死に台詞は、蒼炎暁揃って
「今そこへ行く」でしたね!
3: つめたいえがお (ムワツイ)
君は満足だったのかい?
君の大事な人を守って死んで
それで君は満足かい?
つめたい笑顔はもう何も
答えてくれやしない
俺は満足じゃなかったよ
もっと君と話したかった
君の一番になれないことは知っているよ
それでももっと 傍にいたかった
君の一番のことは知っているよ
だけどもっと 傍に近づきたかった
結局無駄だったんだね
俺は
君は君の一番を守って
俺の一番を持っていってしまった
つめたい笑顔でもう
何も語ってくれやしない
xxxxx
1に坊ちゃん2に坊ちゃん、3・4がなくて、5に坊ちゃん!
4: その手を僕は掴めなかった (ゼルベ)
行かせてくれとあなたは笑った
黒い兜をかぶって
あなたの表情(かお)は見えなくなった
ゆかせてくれと あなたは言った
あなたはとても鋭い人で
敵の戦略は読めるだろうが
きっと私の想いには気付かなかったに違いない
だって もし気付いていたなら
そんな笑顔は向けないでくれたでしょう?
透明な青い壁の向こうにあなたはいて
手を伸ばせば届きそうなのに触れられなくて
あなたとあいつの剣がぶつかり合って
血が舞って 血が舞って
ああ どうせなら
その最後まで見届けてからゆきたかった
先に 向こうで待ってますから
どうぞ、ゆっくりおいでください。
xxxxx
すぐに後を追わせてやるぜってアイクが言ってました(嘘
5: 剣 (アイクとツイハーク)
すまない と君が言った
ああしょうがないね と俺は笑った
ああ しょうがないね
ここは戦場
敵も味方も紙一重
ここは戦場
生も死も紙一重
だから しょうがないよな
君に殺されるなら
それはそれで本望だと
だから俺は
最後に君の心が折れないように
正々堂々戦おうと思う
戦いを仕掛けたのは
俺だ
さあ 真剣勝負を始めよう
xxxxx
3部6章辺り。死なないけど。・・・にしても、何で彼と彼。
6: 君のためなら僕は何だってできるよ (ペレ→ミカ)
僕が死んで君が助かるなら
それでもいいと思ったんだ
それでもいいと思ったんだ 本当だよ
大丈夫 これは初めて僕が決めたこと
王になった僕が初めて決めたこと
僕は王だから責任を取らなきゃ
僕は王だから 国のために何かしなきゃ
それが王というもので
王は僕というもので
だから泣かないで 素敵な人
僕の中でずっとキラキラしていた
君を救えるのなら
それでもいいと思ったんだ
本当だよ
君が好きだよ
xxxxx
しかし彼の死は無駄でした。
7: せめて最後は僕の手で (ペレ→ミカ)
それを救うためには彼が犠牲にならなきゃいけなくて
彼を救うためにはそれを犠牲にしなければいけなくて
両方を天秤にかけて軽い方を捨てなければならなくて
・・・私は神でもないのに
何故そんな選択をせまられなきゃならないの?
私には彼を愛する資格なんてなかったのに
それでも彼は私を愛してくれた
世界で一番優しい人
もし私がこんな体ではなくて
もしあなたがそんな立場じゃなければ
私たちは幸せになれたかしら
そんな仮定の話すら過去の話
さようなら 世界で一番優しかった人
出来れば今度は
もっと平和な世界で出会えますよう
今日 私は
私を愛してくれた人を殺しました
xxxxx
何で殺したんだろう・・・?魔法?ナイフとか?杖で撲殺?
8: 過去形 (ムワツイ)
ああそうか
これは愛と言う感情か
これが愛と言う感情か
私にとって愛は
ただ一人に注がれ
ただ一人に注げればいいものだった
私にとって愛とは
ただ一人のためにあり
ただ一人のための言葉だった
それが他の誰か
例えばお前のためにも 適用できるなんて
そんなこと 考えたこともなかったよ
お前がいなくなったことで空いた
この心の隙間に入っていたものは
暖かくて
ただ一人のことを考えるのとは違う感情で
それも愛と呼べるなんて
そんなこと 考えたこともなかったよ
お前がいなくなったことで気付いた
この感情を言葉で表せば 全て
過去形になってしまうのか
そんなこと 考えたこともなかったよ
そんなこと 考えたくもなかったよ
xxxxx
さようなら 牙もしっぽもない獣牙の兄弟
9: 涙すら流れない悲しみ (ケビキル)
嘘だ、と彼は心の中で叫んだ。
目の前で炎のように赤い髪をした男が
それよりも赤い血をが流して、馬から落ちる。
彼の世界から音が消え、光が消えた。
嘘だ、とキルロイは叫んだ。
いつものように起き上がるのでしょう?
そして微笑むのでしょう?
「悪い、鍛錬のしすぎで怪我をした」って。
そう言って、ちょっとばつが悪そうな
いつもの笑顔を見せてくれるのでしょう?
そうしたら僕は言うのだ、いつものように。
あんまり無理はしないでくださいねって。
そうしたらあなたはまた笑ってくれるでしょう?
そうしたら僕は杖を掲げて魔法の文句を唱えて
そうしたら何もかもが元通りで
僕もあなたも幸せに微笑んで
そんなことはないと分かっていながら
それでも彼はその場から一歩も動けなかった。
ただ心の中にあった一番暖かかった何かが、
音を立てて壊れるのを感じた
悲鳴のような声が聞こえて
それは 自分が叫んでいるのだと
気付くことはなかった
xxxxx
斧が頭に刺さっても死なないケビンがどうやったら死ぬの?
10:昨日愛していると言った声が今日はさようならを告げる (ツイハーク)
最後に君の血塗れの唇が動いて
さようなら、ありがとう と俺に言った
右が君の望みならば
俺は 今すぐニンゲンを殺すが
左が君の望みだから
遠くへ行った君のためではなく
今生きる誰かのために戦おう
俺は全ての怒りを捨てるよ
君の言ったありがとうの意味がまだ分からないから
俺はまだもうちょっとこっちにいるよ
それを見つけたらそっちへ行くよ
そうしたらまた同じ声で
愛していると言ってくれないか?
そうしたらまた あの日に戻れるかな
xxxxx
あの草を持っていくよ。喜んでくれるかな。